2011年秋。組織診断助成決定の推薦理由で思いを新たに・・・

Panasonic NPOサポートファンドの助成をうけて、外部の方の力をお借りしながら組織診断に取り組み、
組織の課題の洗い出しを行いました。
助成にあたっての推薦理由に励まされながらの組織診断の始まりでした。

助成の推薦理由・応援メッセージ
設立14年目となり、今後は既存の取り組みに加え、啓発やネットワーク形成を通じ、広く子どもへの暴力防止の理解者の増加を目標に掲げている。
予算減少の動きが見られる中、国や文部科学省への暴力防止プログラムの必要性を提言し、一般啓発を行う中間支援組織として、本団体に求められる役割は大きい。
目標実現のための基盤強化を必要としており、グループコンサルティングによって、基盤強化の視点が広がり、方向性を整理する機会として活用することを期待して助成を決定した。子どもの人権を守ると言う視点から、CAPグループの他にも、子どもたちの状況、学校、保護者の多様なニーズに応えて、独自にプログラムを開発し活動を展開する動きもある。グループコンサルティングやネットワークを活用することで、視野と可能性の幅を広げる機会となるよう期待したい。

(Panasonic NPOサポートファンド ホームページより)

組織診断は、内部環境分析、外部環境分析、ステークホルダーへのインタビューで多角的に組織の状況を把握するための情報を集めて、さらに団体のSWOT分析(組織のビジョンや戦略を企画立案する際に利用する現状を分析する手法の一つ。S:強み、W:弱み、O:機会、T:脅威)を行いました。
2011年11月から2012年4月の半年間、パブリックリソースセンター(現、公益財団パブリックリソース財団)の方のファシリテーターのもと、子ども系NPO5団体で行った学習会、意見交換は、これまで自分たちにはなかった発想やアイデアに気づく、とても新鮮で刺激的なものでした。
そして、見つけた課題は、「社会との接点を広げ、活動の共感者を増やす」こと。

Square_wht_Right.pngNPOサポートファンドについてはこちら
Square_wht_Right.png組織診断についてはこちら

2012年度定時総会後には、団体内で課題に至った経緯や分析を共有する報告会を行い、めざす方向を1つにして進むため、新しい運動のキャッチフレーズ「すべては子どもの“安心・自信・自由”に」を発表しました。



めざす社会を作り出せる組織へと変革することへのスタートです。

2011年組織診断助成決定
2012年組織基盤強化の取り組みスタート
2013年ネクストステージへ踏み出す
中期目標トップページに戻る
CAPセンター・JAPANトップページに戻る