障がいのある子どもたちへのプログラム

障がいのある子どもたちへのプログラム
障がいのある子どもたちには、従来のCAPプログラムを子どもの発達段階や学び方など、一人ひとりのニーズにあわせて工夫してワークショップを提供しています。たとえば、視覚障がいのある子どもへのCAPでは、状況の説明を加えたり、音を効果的に使ったりします。聴覚障がいのある子どもへのCAPでは、文字カードを使用したり、はっきり話す、表情やジェスチャーを豊かにする、手話や文字パネル等を使う場合もあります。また、軽度~中程度の知的障がいのある子どもを対象とした“スペシャルニーズプログラム”も用意しています。
障がいのある子どもへのCAPは、子どもたちの障がいの特性にあわせて通常のCAPプログラム提供より、時間や日数かけて実施します。また、CAPで得た概念や言葉・スキルを使い、子どもたちにとって使える道具にしていくためには日常での継続的なサポートが必要です。そのため、通常のCAPプログラム提供より一層、先生との協働が重要になります。地域のCAPグループは、まず教職員ワークショップを行い、プログラムについてご理解いただいた上で、現場の先生と相談・打ち合わせをし、楽しく、分かりやすく子どもたちが学べるように配慮しています。
 
また、保護者ワークショップを実施し、学校だけでなく、家庭・地域でも繰り返し、一貫性を持って、障がいのある子どもが力を発揮できる環境づくりを行っています。日常生活で繰り返し継続して、周囲のおとながCAPプログラムで学んだことを活用し支援していくことが、障がいのある子どもたちが自分を守る力を発揮できるようになっていきます。
 
スペシャルニーズプログラムの構成

このプログラムは、知的障がいのある子どもたち(軽度~中程度)を対象とするプログラムです。子どもたちが見通しを立て、安心して参加できるように先生が実施する2日間(予習、復習日)と、CAPが実施する3日間を併せて5日間で構成されています。年齢は小学生~高校生まで、それぞれの理解力や切り替えがうまくできるかどうか、さらに生活年齢等を考慮したアプローチを行います。文字パネルや絵パネルなどのツールで抽象的な概念の理解を促進したりする等の伝え方の工夫も行っています。子どもワークショップが終了した後に、CAPのスタッフと教職員との振り返りを行います。

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スペシャルニーズプログラムの子どもワークショップの様子
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