13~15歳 中学生暴力防止プログラム
中学生暴力防止プログラム
中学生暴力防止プログラムは、日本におけるティーン向けのCAPプログラムとして、1999年に森田ゆりさんが開発したプログラムです。日本の中学生の状況を考慮し、思春期の子どもたちの身近な問題を一緒に考えながら、進めていくプログラムです。
子どもたちは、ロールプレイやディスカッションなど様々なアクティビティーを通して、自分の中の力やどんな状況におかれても行動の選択肢があることに気づいていきます。ワークショップの中で、自分の気持ちを人に伝えることや人の気持ちを聴くことも練習します。子ども同士のピア・サポートを勧めるプログラムでもあります。
子どもワークショップの構成
ワークショップは3人のスタッフで実施し、1人が進行役を、他の2人がモノローグ(一人語り) やロールプレイ(役割劇)で権利を奪われる役、奪う役を交替しながら行います。
1クラス単位で、子どもワークショップには担任の先生にも入っていただき、学校の授業時間内に実施します。所要時間は100分ずつ2日間です。(連続した二日間でなくても構いません)ワークショップの後にトークタイム(CAPスタッフと子どもが個別に復習・練習する時間)を約20分程度実施します。子どもワークショップが終了した後に、CAPのスタッフと教職員との振り返りを行います。