子どもへの暴力とは何か
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【いじめ】 認知件数 年間 323,143件 (平成28年度 文部科学省) |
【児童虐待】 児童相談所の対応件数 年間 122,575件 (平成28年度 厚生労働省) |
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【性暴力】 女子: 6.4人に1人 男子: 17.4人に1人 が小学6年までに性虐待に遭っている。 (日本生化学情報センター 1999年) |
【犯罪被害】 年間 116,563件 (平成29年犯罪情勢 警察庁) 刑法犯に係る少年(20歳未満)の被害件数 |
この他にも体罰・連れ去りなども子どもがあうかも知れない暴力です。
でもこれらは、おとなが子どもへの暴力だと認識している、名前のついているものに過ぎません。
“子どもへの暴力“とは、子どもの心とからだを傷つけることです。
子どもが「いやだ」と感じたら、それは子どもの心とからだが傷つけられそうになっているサインなのです。
おとなが子どもへの暴力とは認識していないもの、まだ名前のつかないもの、暴力につながるかもしれないもの、暴力の芽は見逃されがち・・・。
“子どもへの暴力”は子どもの視点からでなければ見えません。
「子どもへの暴力は、子どもの心とからだを傷つけること」。
私たちは、それをおとなと子どもの共通認識にしたいと思っています。
それが、「子どもを守る」ための第1歩です。