チャイルドビジョンのうた制作にあたり、プロジェクトでは、モチーフとして日常生活の中の子どもから見えている風景、感じていること、これまでに出会った子どもたちが教えてくれたことを書き出していきました。子どもの心に目線を合わせてみると・・・、こんなつぶやきが聴こえてきます。
 
2-5-1_CVm_image2_1

「ちゃんとごあいさつしなさい!」ってさあ。
スーパーで先生に会っても、アケミ先生だってわかんないよ。だってさあ、アケミ先生は幼稚園の人だもん。どうしてスーパーにいるんだろ?変なの!アケミ先生、スーパーの人になっちゃったのかなあ。

 
2-5-1_CVm_image3_1

「走らないで!」って言わないで。「走る」の?「走らない」の?どっちの意味?
「危ない!」ってどうしたらいいの?
そういうときは、「止まって!」って言ってよ。

「右を見て、左を持て、もう一度右見てから、渡りなさい!」ってさあ。
そんなに一度にいっぱい言われても困っちゃう。
「ほら、渡るわよ」って、どんどん手を引っ張って行っちゃってさあ。ねえ、ほら車来てるよ。
「飛び出しちゃいけない」「気をつけなさい」って、いつも言うのにさあ。変なの・・・。

あいたたあ。おでこ打っちゃったあ・・・。
「ちゃんと見ないからよ」って笑わないで。ちゃんと見てたもん。
僕らの視力や見える範囲って、パパが片方の目をつぶって水中メガネをかけている感じなんだよ。
おとながパッと見てわかるのの2倍くらいの時間をかけてじっくりちゃーんと見てるんだからね。
笑わないで。ちゃんと見てたんだからね!

2-5-1_CVm_image1_1

「早くしなさい!」「ぐずぐずして!」「いつまでかかってるの!」って言わないで。
焦っちゃうから。あれれ、お帽子どこにいったっけ。えーっと、えーっと。
あっ!見つけた!やっと、見つけた!
あれ?「もうっ!遅いっ!」「なにしてんの!」って。なんで怒ってるの?
お帽子見つかってこんなにうれしいのにさあ・・・。ねえ、なんで怒ってるの?

 
2-5-1_CVm_image4_1

「ママを困らせないで」って言わないで。困っているのはぼくの方だよ。
困らせてやろうなんて思ってないよ。困っているのはぼくだよ。なんだか自信なくなっちゃうなあ。

「ちゃんとついてきなさい!」「どこ行ってたの!」って怒らないで。
ぼくが迷子になったんじゃないよ。パパがいなくなったんだよ。
こっちが言いたいよ、どこ行ってたの!
だってさあ、いろんなことに興味があるんだもの。
おもしろいものいっぱいあるでしょ?ちょっと見てたら、いなくなっちゃってさ。
探したんだよ。でもさ、なんだか足がにょきにょき生えてて、林の中を歩いているみたいだった。
パパだと思ってた足がさあ、ちょっと上見たら、違う人だったの!びっくりしちゃった。
ねえ、なんでいなくなっちゃったの?

「うるさい!」ってさあ、
ねえ、どうしてほしいの?
だってさあ、いっぱいお話したいことあるのにさあ。声が大きいから、小さくって言ってるの?だまっててほしいの?
どうしたらいいのか、よくわかんない!わかるのはね、怒ってるってことだけ。

チャイルドビジョンは神様からのプレゼント。
おとなには見えないもの、感じないこと・・・。
今だからこそ見えることがたーっくさん!
今だからこそ感じることがたーっくさん!
すごいでしょ?
「すごいね!」「やったね!」って、いーっぱい一緒に言ってくれたら、
一緒に感じてくれたら、
まっすぐ進める、まっすぐ走れる。
ぼくは6才。わたしは6才。
チャイルドビジョンは子どもだけに神様がくれたプレゼント。

チャイルドビジョンを知ることで、「こんな風に見えてたのか!」「こんなことを感じてたのか!」とあなたの子どもへの見方を変えてくれます。
それは、子どもとの関わり方が変わるチャンスになります。

 

2-5-2-2_image_bottom