オンライン連続セミナー「知的・発達障がいのある子どもへの性暴力防止連続セミナー2023」

日付
2024年01月28日
タイトル
「知的・発達障がいのある子どもへの性暴力防止連続セミナー2023」
開催場所
オンラインセミナー(Zoom)

チラシPDF

障がいのある子どもへの性暴力に私たちの社会が気づくことは容易なことではありません。性暴力自体が隠され、当事者が沈黙を強いられているという問題に加えて、障がいに対する誤った社会通念が存在するなどの要因のためです。
CAPセンター・JAPANでは知的・発達障がいのある子どもたちが豊かに人と関わるためのCAPプログラム、バウンダリー(境界)を育むサークルズプログラムといった予防教育に取り組むうえで、性暴力に関する絡まった問題を解きほぐし、子どもへの性暴力の発覚(疑いを含む)というファーストステップに立つ可能性のある人が力を発揮して支援できるよう、障がいのある子どもの人権をベースにした予防的観点という土台をつくる講座です。

本講座はオンライン講座です(Zoomを使用)
*グループセッションを取り入れながら進めていきますので、原則としてマイクオン・カメラオンでご参加ください。
*復習用のオンデマンド配信をご希望の場合は、お申込ください。

時間はすべて10:00~12:00(受付9:45~)

ゼロベースI
7月23日(日)
なぜ知的・発達障がいのある子どもへの性暴力防止に取り組むのか
ゼロベースII
8月20日(日)
子どもの人権をベースにした性暴力防止のフレームを共有する
第1回 9月24日(日) 当事者とつながる(1)―性暴力被害を受けた子ども
第2回 10月22日(日) 当事者とつながる(2)―性加害行動をする子ども
第3回 11月19日(日) 子どもの身近なおとなとつながる(1)―家族
第4回 12月17日(日) 子どもの身近なおとなとつながる(2)―社会資源・仲間・自分とつながる
第5回 2024年1月28日(日) 予防的観点でできること―4つのCの具体的取組みを知る

※なお、本連続セミナーについては、当日参加できなかった場合にオンデマンド配信の視聴があります。ただし、すべてオンデマンド配信のみでの参加はできません。
※資料は事前にURLをお知らせし、ダウンロードしてご準備いただくことになります。


連続セミナーの参加で〇〇になった!!

『知的・発達障がいのある子どもへの性暴力防止連続セミナー2022』参加者の声から、良かったと思ったポイント、自分の中に起きた変化などを教えていただきました。

  • 振り返りや参加者間の感想の交流などがあり、よかったです。
  • 法的なことが一覧で学べてとても為になりました。
  • グランドルールの確認「誰にとっても安心・安全な場」、人権への取り組み、予防への取り組み、CAPの理念はやはり素晴らしいなと改めて実感しています。
  • 月に一回半年間のペースは自分に合っていたと思う。
  • 毎回、前回の振り返りの時間があり、短時間ながらチャットでの自己表現の場やグループセッションがあり、他者と共有しあうこともよかったです。毎回2時間が濃密であっという間でした。
  • グループセッションでは、初めは知らない人達の前で意見を言うのは緊張しましたが、どんな考えも受けとめてもらえたので回を重ねる毎に発言しやすくなりました。
  • ただ時間が足りないことが多かった。
  • 講義とグループでの話の両方があるのは私には良かったです。グループでの話し合いを聞いているうちに少し理解が深まったりしてありがたかったです。
  • 人それぞれの気持ちや思い、考え方は違っていいということを伝えていく事の大切さを理解する事が、自分自身、相手を尊重出来る気持ちを育む事ができると思いました。
  • 障がいのある子どもへ性暴力についての知識が深められたと感じました。

  • 内容

    ゼロベースI

    障がいのある子どもへの性暴力防止に取り組む必要性などを本事業開始前のアンケート結果などを元に考え、性暴力とは何かを捉え直し、めざすゴールを確認する連続セミナーの土台づくりの1回目です。
    ゼロベースII

    子どもの人権侵害であり、バウンダリー(境界)の侵害である性暴力を適切に捉えるための性的発達などの基礎的知識、さらにトラウマインフォームドケアについてフレームを押える、連続セミナーの土台づくりの2回目です。
    第1回 性暴力被害を受けた(受けた疑いのある)障がいのある子どもの支援について、その実態、性的虐待順応症候群、性暴力被害の気づく手がかり(子どものサインや疑いをもったときのアプローチ・子どもの話の聴き方など)を確認し、日常生活における性暴力被害の悪化防止・再発防止の取り組みのアイディアを広げます。
    第2回 性加害行動をした(可能性のある)障がいのある子どもの支援について、ファーストステップに立つ私たちが持っておきたい知識・スキル・情報(子どものサインや疑いを持ったときのアプローチ・子どもへの声かけなど)を確認し、日常生活において性加害行動を繰り返さないための悪化防止・再発防止の取り組みのアイディアを広げます。
    第3回 子どもの性暴力被害・性加害行動をきっかけに、それぞれの家族とつながるために必要な知識・スキル・情報を確認し、家族と協働して子どもを支援するアイディアを広げます。障がいのある子どもの家族の置かれている状況についても考えていきます。
    第4回 性暴力防止に関する制度や法律について確認し、根拠(制度や法律)と予防的観点(未然防止・発生防止・悪化防止・再発防止)を持ち、活用・協働できる社会資源を確認します。当事者・家族・支援者が孤立せず、ネットワークで希望を持ち、具体的で、継続性、一貫性のある取り組みをすること、できることを考えます。
    第5回 日常でできる障がいのある子どもへの性暴力の未然防止・発生防止のための予防的観点での取り組みをご紹介します。(CAPプログラム・サークルズプログラム/バウンダリー(境界)を育むプログラムなど)個人でも、集団でも、家族で、職場で取り組めるアイディアを広げます。
    ※性暴力防止を考えるときに早期発見・早期支援、さらには回復等においても、障がいのある子どもとのコミュニケーションは重要で、それは日常がカギを握っています。そこで、毎回最後に「コミュニケーション支援」に関する15分程度のコーナーを設け、支援者があきらめない、障がいのある子どもにあきらめさせないコミュニケーションについてアイディアを広げていきます。

    参加費:
    全回参加7,000円(消費税込み)
    ※復習用のオンデマンド配信をご希望の場合は、追加で1,000円(消費税込み)をお支払いください。オンデマンド配信は期間限定です。期間を過ぎると視聴できません。
    定 員:20人 
    対 象:知的・発達障がいのある子どもと日常的に関わる支援者(教職員・学童保育・放課後等デイサービススタッフなど)
    ※申込み確定後お送りする、事前アンケートにお答えいただくことが必須となります。
    ※大阪府人権協会による休眠預金活用事業として実施するため関西地区の方を優先することをご了承ください。


    申込

    以下の申込フォームからお申し込みください。申込み確定後、ご登録のメールアドレス宛に『事前アンケート』をお送りします。必ず回答をお願いいたします。
    参加できない場合は必ず事前にキャンセルをお願いいたします。
    申し込みは終了しました。(7/14追加)

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