災害時の子どもに安心自信自由を広げる基金

災害時の子どもに安心・自信・自由を広げるプロジェクト

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災害はいつ、どこで起きるかわかりません。そして、災害時には子どもたちが持っている特別に大切な3つの権利「安心・自信・自由」がなくなってしまうような出来事が起きやすくなります。この20年ほどの間に起きた災害での体験がそのことを教えてくれました。
起きてしまってから慌てて支援の準備をするのではなく、起きる前にいつでも対応できるように備えておきたいと思っています。そのため、『災害時の子どもに安心自信自由を広げる基金』を開設し、今後の災害時の支援活動を迅速にスタートするための準備として活用していきます。
 

寄付の方法

【郵便振替で寄付をする】
[振替口座] 災害時の子どもに安心自信自由を広げる基金
[口座番号] 00930-6-275780

寄付金額 : 制限はございません。
 

プロジェクトの背景

-急性期から急性後期の応急手当を知って、子どものPTSDを予防しよう-

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一旦災害が起きると生活復興に追われ、目が向きにくいのが子どもの心のケアです。おとなが知識を持たないために、マスコミの「子どもの心のケア」という報道に慌てたり、間違った捉え方や対応をしてしまうことも起きがちです。できる限り早くおとなが子どもにできる応急手当を知ることが子どもの安心・自信・自由を守ることにつながります。被災した地域のそれぞれの段階にあわせた「子どもの心のケア」のための知識やスキルを手渡すこと、おとなの回復の手助けをすることが必要になります。
CAPセンター・JAPANは熊本地震において、この「子どもの心のケア」と「おとなの回復」に焦点を当てたミニ講座を無料で開催していきます。(『災害時の子どもに安心・自信・自由を広げるプロジェクト』)

 

被災地での取り組み

CAPプログラムは、2011年に起きた東日本大震災において日本ユニセフ協会の「子どもの保護」の取組みの中で4年間にわたって被災地での取り組み、おとなと子どもに安心を広げてきました。
日本ユニセフ協会と連携して東日本大震災においてCAPプログラム提供を行った一般社団法人J-CAPTA(ジェイキャプタ)は、日本北部のCAPトレーニングセンターです。日本南部のCAPトレーニングセンターであるCAPセンター・JAPANとは姉妹団体として情報共有を行なって、協働しながら、日本での子どもへの暴力防止活動を行っています。
参考:日本ユニセフ協会 東日本大震災 緊急・復興支援 資料・活動報告アーカイブ
 

CAPセンター・JAPAN スタッフからのメッセージ

『災害時の子どもに安心・自信・自由を広げるプロジェクト』では、私たちがこれまで取り組んできたCAPプログラム(キャップ=子どもへの暴力防止)の考え方をとりいれた、災害時の子どもの心のケアに焦点をあてた内容をその災害後の時期に応じて、提供していきます。「災害時の子どもに安心自信自由を広げる基金」にぜひご協力をお願いします。

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